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  • 赤峯豪
  • 2018年1月8日
  • 読了時間: 1分

真っ暗の視界を打ち破るように今

真っ直ぐ進むべき道だけを照らす

アクセルを踏み込む

当たり前のように加速していく

何かを忘れるように

それとも思い出すように

僕だけの時空で

ただ前だけを見て走る

不平不満から飛び出してくように今

スピードを上げたら世界は狭まる

ある原因が生む結果は

容赦無く襲いかかってくる

何かから逃げるため

それとも捉えるために

僕を嗤うように

窓の外を光が流れる

何かを忘れるため

それとも思い出すため

僕だけの時空で

取り憑かれたように走る

何かを掴めたかい?

それとも捨て去れたかい?

少しずつ白む空に自分が消されないように


 
  • 赤峯豪
  • 2017年11月23日
  • 読了時間: 1分

昨日つい言ってしまった言葉が

胸をぎゅっと掴むから痛む

後悔しても

いつもの景色が進む

歩き慣れた道もあの遅れた電車も

薄暗いロッカールームの向こうから

キラキラ眩しい声が聞こえてくるけど

消えるまでずっと見てた飛行機雲

退屈が自分の求めたものと信じるみたいに

本当はただ悔しかっただけなのに

逃げたんだ

自分に負けたんだろう

認めないように逃げ出した

それでも君は

いつも以上にいつも通りに笑う

僕は一度下を向いた後

強く頷き顔を上げた

つい昨日言ってしまった言葉も

まるでなかった事のように進む

太陽も空も地球も月も同じように回るから

僕は変わらなきゃ

あの先生が言った言葉通りなんだろう

諦めたらそこで試合終了だから

立ち止まったり引き返したりしながらも

今日のしるし

涙流したり笑ったりして

また一歩踏み出すんだ

本当はまだそこに居たかったはずなのに

逃げたんだ

自分に負けたんだろう

何かのせいにして逃げ出した

それでも君は

いつも以上にいつも通りに受け止めてくれる

僕は小さく微笑んで

輝く声の中にまた飛び込んだ


 
  • 赤峯豪
  • 2017年5月7日
  • 読了時間: 1分

相変わらずの世界で相変わらずの僕らが

あの頃は良い時代だったと嘆く

変わり果てた世界で変わってしまった僕らが

信じ続けてこれたものは何?

失った物がわからなくなるほど

無駄に手にした物が多過ぎて

明日を夢見るけれど

夢に見つけてもらうことなど稀だろう

未来を変えたいのなら

今を変えれば過去さえも変わる

自己が中心となる利害関係のアンテナ

高く張り過ぎだろう

隣の芝の銘柄は欠かさずチェック

青くなくても気になって見張る

ほっと胸となでおろしてみたり

無闇矢鱈に焦ってみたりする

人の言葉で右往左往しない

誰かに動かされるのは心だけでいい

自分を変えたいのなら

意思を変えれば行いが変わる

生まれて

生きて

死んで

生まれ変わる

明るい道ではなくても

少しずつでも這ってでも進む

しつこく絡みついたら

しぶとく生きる 脱皮を続けて

見つけてもらえなくても

君はそこにいて僕はここにいる

そんな人生が何よりも

きっと美しく

きっと尊い


 

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