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赤峯豪

昨日つい言ってしまった言葉が

胸をぎゅっと掴むから痛む

後悔しても

いつもの景色が進む

歩き慣れた道もあの遅れた電車も

薄暗いロッカールームの向こうから

キラキラ眩しい声が聞こえてくるけど

消えるまでずっと見てた飛行機雲

退屈が自分の求めたものと信じるみたいに

本当はただ悔しかっただけなのに

逃げたんだ

自分に負けたんだろう

認めないように逃げ出した

それでも君は

いつも以上にいつも通りに笑う

僕は一度下を向いた後

強く頷き顔を上げた

つい昨日言ってしまった言葉も

まるでなかった事のように進む

太陽も空も地球も月も同じように回るから

僕は変わらなきゃ

あの先生が言った言葉通りなんだろう

諦めたらそこで試合終了だから

立ち止まったり引き返したりしながらも

今日のしるし

涙流したり笑ったりして

また一歩踏み出すんだ

本当はまだそこに居たかったはずなのに

逃げたんだ

自分に負けたんだろう

何かのせいにして逃げ出した

それでも君は

いつも以上にいつも通りに受け止めてくれる

僕は小さく微笑んで

輝く声の中にまた飛び込んだ


赤峯豪

相変わらずの世界で相変わらずの僕らが

あの頃は良い時代だったと嘆く

変わり果てた世界で変わってしまった僕らが

信じ続けてこれたものは何?

失った物がわからなくなるほど

無駄に手にした物が多過ぎて

明日を夢見るけれど

夢に見つけてもらうことなど稀だろう

未来を変えたいのなら

今を変えれば過去さえも変わる

自己が中心となる利害関係のアンテナ

高く張り過ぎだろう

隣の芝の銘柄は欠かさずチェック

青くなくても気になって見張る

ほっと胸となでおろしてみたり

無闇矢鱈に焦ってみたりする

人の言葉で右往左往しない

誰かに動かされるのは心だけでいい

自分を変えたいのなら

意思を変えれば行いが変わる

生まれて

生きて

死んで

生まれ変わる

明るい道ではなくても

少しずつでも這ってでも進む

しつこく絡みついたら

しぶとく生きる 脱皮を続けて

見つけてもらえなくても

君はそこにいて僕はここにいる

そんな人生が何よりも

きっと美しく

きっと尊い


赤峯豪

当たり前過ぎたから今までずっと

言えずにいた言葉と想いを歌に乗せるよ

遠くからも近くでもいつも僕を

支えてくれる人みんなに贈らせてよ

ちょっと怖い話みたいだけれど

メールにもLINEにも

優しい気持ちは乗り移るんだね

見えなくても届いたよ

ちゃんと心に届いたよ

温かい涙も出たよ

いつもいつもありがとう

僕が望んでる事が手に取るようにわかってるの

欲しいモノばかりくれるから

ちょっと不思議な話みたいだけれど

ブログのコメントにも

言葉一つに魂が宿るんだね

見えないけど届いたよ

ちゃんと心に届いたよ

柔らかい笑みも浮かぶんだよ

昨日も今日もありがとう

ちょっと暗い話みたいだけれど

未来に夢も希望もない

そんな風に思ってしまう時にだって

見えなくても届くから

ちゃんと心に届くから

寄り添ってくれる言葉が

側で支えてくれる

見えなくても届いたよ

ちゃんと心に届いたよ

温かい涙も出たよ

いつもいつもありがとう

明日は僕もそうありたい


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