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Basketball Diary

  • 赤峯豪
  • 2017年11月23日
  • 読了時間: 1分

昨日つい言ってしまった言葉が

胸をぎゅっと掴むから痛む

後悔しても

いつもの景色が進む

歩き慣れた道もあの遅れた電車も

薄暗いロッカールームの向こうから

キラキラ眩しい声が聞こえてくるけど

消えるまでずっと見てた飛行機雲

退屈が自分の求めたものと信じるみたいに

本当はただ悔しかっただけなのに

逃げたんだ

自分に負けたんだろう

認めないように逃げ出した

それでも君は

いつも以上にいつも通りに笑う

僕は一度下を向いた後

強く頷き顔を上げた

つい昨日言ってしまった言葉も

まるでなかった事のように進む

太陽も空も地球も月も同じように回るから

僕は変わらなきゃ

あの先生が言った言葉通りなんだろう

諦めたらそこで試合終了だから

立ち止まったり引き返したりしながらも

今日のしるし

涙流したり笑ったりして

また一歩踏み出すんだ

本当はまだそこに居たかったはずなのに

逃げたんだ

自分に負けたんだろう

何かのせいにして逃げ出した

それでも君は

いつも以上にいつも通りに受け止めてくれる

僕は小さく微笑んで

輝く声の中にまた飛び込んだ


 
 
 

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