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赤峯豪

夜空に浮かぶ キラリと光る星の輝きは 今じゃないって そんな言葉を並べてみても 過去を振り返り目を細めてる 声に出した瞬間消えてしまうほどの短い時間だとしても 繋がる明日が向こうにあるのなら ここにある今も愛せるはずさ ふわふわ浮かれるのもいいけれど 足元を均してしっかりと立とう 未来のことは誰にもわからない そんな当たり前の慰めで 消えないで希望 願うばかりで 空想だけ膨らませる 繋いだ手を離す寂しさは ここにある今が愛しい証拠 くよくよ悩むのも悪くないけど 足音を鳴らして駆け出してみよう 過去を引きずった今も 今をおざなりにした未来も 変えよう 悔やむのも憂えるのもたまにはいい まずは今 この瞬間を強く感じよう 繋がる明日が 繋がった昨日が ここを境に果てしなく広がる 今を大切になんて陳腐な言葉で歌おう


赤峯豪

目を閉じて風を感じたら さあ行こうか 始まりのステージへ 君を乗せて駆け抜けた坂道 風になるんだなんてふざけたりして そよぐ草花 形を変える浮雲 僕らただ立ち尽くして ずっと見とれてた いつだって側にいると 笑い合ったね 届かない場所にいても 風が吹き抜ける空で僕ら 繋がるんだ この手の平を胸に当てると 蘇るんだ青く輝く日々 不安や迷いや苛立ちも 君をここに感じたら追い風に あの坂道の感覚のまま漕ぎ出そう 風になるんだろう さあ今がその時なんだ いつまでも忘れないよ 心で誓う 触れられない距離だって 風が吹き抜ける空で僕ら 繋がるんだ いつだって側にいると 笑い合ったね 届かない場所にいても 風が吹き抜ける空で僕ら いつまでも忘れないよ 心で誓う 触れられない距離だって 風が吹き抜ける空で僕ら 繋がるんだ


赤峯豪

今日もまた繰り返してる 昨日と同じようなことを それでもこの手には咲くはずの 花があると信じたりして まるで本当の自分は違うんだと 言い聞かせるように 見えなくて目を瞑る そこには思い描いた通りの自分がいて 消えないように焼き付けた 空に咲いた美しい花 枯れることのないその花を 感じて思い知るこの小ささを 咲くことさえもままならないでいることを 何としても咲かしてみせるよ この力できっと 誰にも負けないなんて誓ってみたりして そんなに肩肘張らなくてもいいんだよ 咲かなくたっていいんだ 僕はそれを花と呼ぶよ ほらごらん咲かなくても綺麗だろう 気づけなかったものが君の中にもある 感じた確かなその小ささは 他の誰でもない君だけの特別な形 風に揺れる木々の隙間に あの力強い花がのぞく 感じて思い知るこの小ささも 愛しく思えるだろう 大丈夫 僕らの姿だ


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