top of page
検索
赤峯豪

NOSTALGIA


あぁ幼い頃のようなあたたかい場所が今では懐かしい 意味なんかいらなくてただ“やってみたい”だけでよかったんだ 落ちた枯葉を踏みつけて音を鳴らして 何もないさ でもただ楽しくて 沈みゆく夕日がとてもきれいだね 僕らをあたたかく包み込み あの頃へ連れ戻してくれるみたい やわらかい赤に染め上げられ ここにいるよ 内から僕を叩く だけど気付かずに通り過ぎてる 忘れたわけじゃないさ 意識の奥底にはまだいるはず 見て見ぬふりしている間につまらない人間になっただけ 日々の繰り返しにこの体と頭が慣れすぎてる でも今は苦しくて 沈みゆく夕日がとてもきれいだね この目から体中に染み渡っていくみたいだ 指先まで広がり  生きていることを自然に感じる ここにいると 目を覚ました衝動が 塞いだこの耳を抉じ開ける ここにいるよ もう目をそらさないで 耳を傾けて声を聞くよ


閲覧数:5回0件のコメント

最新記事

すべて表示

重なり

僕らが生きなきゃいけない世界では 誰かがまた誰かを傷つけてる 幼稚園で習った“やっちゃダメ”なこと いつまでも何故かやめられないその人たち 考え抜いた答えは一言で否定され続け 自分などここにはないと思わせる手口 お互いのそれぞれが その違いが重なった...

カラフルナセカイ

気づいていてもここには居ないから 普通の笑顔で言葉を交わす 静かに生きる 思いついたポーズ 虚栄と逃避を孕むくせに その綻びに雫が落ちて 波を打ち心を伝う 鈍色の嘘と真実 自分さえ欺く 頼りない関わりでも果実が実ると 七色の幻想からモノクロの現実...

Happiness&Luckiness In

『僕がここに生まれた意味はどこかにあるの そんな難しい話よくわからないけど あなたの声で目覚め その匂いを感じて 触れたのは温もりと眩しい世界 イタズラと遊び 何でも試したい ワンツーも覚えた 全てあなたがくれた 側にいるだけでただ嬉しくて笑うから...

bottom of page