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赤峯豪

なぜそんなに汚れているの?

目を開けてよく見てごらんよ

今正しいものはないの?

君たちの手のなかにはきっと

静かに燃える炎の中に引き込んで

確かめてあげよう

この腕を伸ばして

掴んだものが 

もし真実ならば今は

捨て去ってしまおう

自分の道だけ見えればいいの?

そんな目は潰してしまおう

頭の中を開いて全部まっさらに

入れかえてあげよう

僕の目を覚ました

あの人はもういない?

信じることが今は

間違いだとしても

静かに燃える炎の中に引き込んで

確かめてあげよう

この腕を伸ばして

掴んだものが 

もし真実ならば今は

捨て去ってしまおう


赤峯豪

あの時からもう止めたままの僕の時間

何かを見て感じることさえ蓋をして

自分を消す

長い歴史の波を越え

ここに未だそびえる大きな木々よ

見えない鎖でつながれたように

身動きもとれずに

心さえも固く縛りつけて動かないようにした

何もかも見透かしたように

全てを吸い込んでくれたね

もう一度新しく生まれた僕は

もう二度と立ち止まらないから

そっとまた静かに歩き始める

もう一度新しく僕が目覚めた

彼らの年月が僕の小さな悲しみを吸い込んで

もう一度新しく生まれた僕は

もう二度と立ち止まらないから

そっとまた静かに歩き始める

もう一度新しく僕が目覚めた 短い眠りから

ずっとこのままで 僕はまた歩いて行ける

少しずつでもゆっくり静かに行くよ

もう一度新しく生まれた僕は 目覚めた


赤峯豪

まだまだ消えない僕の心の奥に潜む悪が

弱りきった人の心が侵入を許していく

そいつが自由に動き回り破壊していく

意志さえも全て残さずに食いつくして

I can’t stand it anymore.

もう壊されたくない

心の中に入り込んで掻き乱すな!

頭が“消えないほどの痛み”を次々に保存していく

消し去りたくないモノばかりが薄れてくならば

いっそ爆発して飛び散ってしまえ

跡形もなくなるまできれいに無になればいいんだ

I can’t stand it anymore.

もう耐えることはない

そして新しい心を再生するんだ

I can’t stand it anymore.

もう壊されたくない

心の中に入り込んで掻き乱すな!


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