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Times

  • 赤峯豪
  • 2016年11月1日
  • 読了時間: 1分

あの時からもう止めたままの僕の時間

何かを見て感じることさえ蓋をして

自分を消す

長い歴史の波を越え

ここに未だそびえる大きな木々よ

見えない鎖でつながれたように

身動きもとれずに

心さえも固く縛りつけて動かないようにした

何もかも見透かしたように

全てを吸い込んでくれたね

もう一度新しく生まれた僕は

もう二度と立ち止まらないから

そっとまた静かに歩き始める

もう一度新しく僕が目覚めた

彼らの年月が僕の小さな悲しみを吸い込んで

もう一度新しく生まれた僕は

もう二度と立ち止まらないから

そっとまた静かに歩き始める

もう一度新しく僕が目覚めた 短い眠りから

ずっとこのままで 僕はまた歩いて行ける

少しずつでもゆっくり静かに行くよ

もう一度新しく生まれた僕は 目覚めた


 
 
 

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