あの時からもう止めたままの僕の時間
何かを見て感じることさえ蓋をして
自分を消す
長い歴史の波を越え
ここに未だそびえる大きな木々よ
見えない鎖でつながれたように
身動きもとれずに
心さえも固く縛りつけて動かないようにした
何もかも見透かしたように
全てを吸い込んでくれたね
もう一度新しく生まれた僕は
もう二度と立ち止まらないから
そっとまた静かに歩き始める
もう一度新しく僕が目覚めた
彼らの年月が僕の小さな悲しみを吸い込んで
もう一度新しく生まれた僕は
もう二度と立ち止まらないから
そっとまた静かに歩き始める
もう一度新しく僕が目覚めた 短い眠りから
ずっとこのままで 僕はまた歩いて行ける
少しずつでもゆっくり静かに行くよ
もう一度新しく生まれた僕は 目覚めた