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  • 赤峯豪
  • 2018年8月20日
  • 読了時間: 1分

納豆の美味しさがわからない

グリンピースの美味しさもわからない

貝や内臓を食べる意味もわからない

何がなんだかわからない

楽しそうには見える

けどその理由がわからない

「わかるふりくらい覚えましょう」と

尊敬するある方に言われたのを思い出した

右に倣えの退屈な台詞とメロディ

中身のない歌で盛り上がる

その良さもわかる感性を分けてやってくれ

手を叩いて振って

飛んで跳ねて

マジ最高か?

肉と野菜ばっかり好んで食っちゃ

魚介を嫌って遠ざける

豆も辛いものも臭いものも同じように

何がなんだかわからない

嬉しそうには見える

けど一緒には笑えない

「笑うフリくらい覚えましょう」と

尊敬するある方に言われたのを思い出した

誰かの物真似でもいいんだろう

その方が簡単に楽しめる

それを言った君も言われた君も大差なく

オリジナルが聞いて呆れる

とんでもねーって

マシな方か

そんな言葉を何のためらいもなく

堂々と強く叫べるその心臓を

勘違いの連続が生んだミラクルを見せてやってくれ

いつか逆の食わず嫌いもなくなって

フリじゃなく笑える日が来ると

信じて疑わない愚かな奴にも


 
  • 赤峯豪
  • 2018年7月30日
  • 読了時間: 1分

ジリジリと強さを増してく太陽と

紫を超える光にやられないように

そんな真夏の砂浜で出会った君は眩しい

灼熱のアスファルトに滴り落ちた汗が

一瞬にして消え なくなるような

短い季節が来たらもう

すぐに去っていく きっと

青い空と真っ白い雲を見上げる

何故だろう

それだけで顔が「ニヤけ」ちゃう

余りの暑さに頭がおかしくなったか

君の笑顔を思い浮かべてるせいかな

アレもコレも全部夏の仕業で

笑おう「夏なんだから!」

ヒリヒリと焼けた肌は赤く熱をもつ

心も火傷したみたいに熱い

君に届きそうもないこの想いは重い?

ひと夏の恋なんてもんがあるから

舞い上がったボーイズオブサマー

淡い夢に期待して

生ビールとトロピカルカクテルで乾杯

汗と涙の結晶はどこだ?

夢と現実を彷徨ってたら見つからないけど

波に揺られ流れに身を任せ

嫌なことは何もかも忘れちゃおう

沈む夕日は少し寂しいけど

明日も暑い夏だから

青い空と真っ白い雲を見上げる

何故だろう

それだけで顔が「ニヤけ」ちゃう

余りの暑さに頭がおかしくなったか

君の笑顔を思い浮かべてるせいかな

アレもコレも全部夏のおかげで

笑おう「夏なんだから!」


 
  • 赤峯豪
  • 2018年7月24日
  • 読了時間: 1分

蝉の声も小さくなり始め

夜が長く感じてきたその頃

僕は一人分の幅の道を進んだ

あの日君が言った言葉に

込められた本当の意味を

今ならその通り理解できそうだ

額面通りにすら受け取れてなかったのかもしれない

全ての正しさは君にあって

僕は間違ってばかり

景色と音が巡る

ここにいない君が選んだその道は正しい

振り返らないでそのまま真っ直ぐ行けよ

並んで歩いて行ける道じゃない

僕が決めたわがままに

本当の意味を作り出すために

痛みも苦しみも感じないほどに没頭したように

恥も外聞も無く

見えてるのは己の進む道だけ

心の内なる声だ

僕じゃない

君じゃない

それぞれがたどり着いたその先に

幸せは必ずあるだろう

ここにいない君が選んだその道は正しい

振り返らないでそのまま真っ直ぐに

僕じゃなく

君じゃなく

それぞれが見つけ手にした

さようならから始まる幸せが

そこにあるだろう


 

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