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  • 赤峯豪
  • 2018年6月30日
  • 読了時間: 1分

大人の世界にもいじめはあった

子供たちのそれよりずっと醜い

せめて言葉は“綺麗にと”しているから

その分さらに汚い

時間が解決してくれるってのが本当なら

もう少し耐えて待ってみる価値はあるかな

挑戦という文字が嘘臭い

革新という言葉が薄っぺらい

誰かが今ここで言った文句が

別の誰かの耳に届き怒りに変わる

そんな負の連鎖

見た目ばかり気にした結果

一際目立つ狡猾さだけで作られた虚栄

自分の居場所だけを必死で守るように

異端はもちろん反対派さえ認めない

大声をあげてもっともらしい

でも中身のない台詞を並べる

生意気な下っ端は追い詰められ疲れ果て

もう少し耐えて待ってみる価値はないだろう

素直という文字が拒まれて

正直という言葉が消されてく

誰かが今ここで言った不満が

別の誰かが受け取り更に悪意に変える

そんな負の増幅

見た目ばかり気にした挙句

嘘とごまかしと言い逃れで作られた虚栄

希望という文字が消えかけて

絶望に変わるその前に助け出せ

誰が何と言おうと

どんな言い訳をしても

人を傷つけ苦しめることは許されない罪

貶める人間に罰を

見た目なんかどうでもいい

本当の貴方で目の前の人を救い出せるはず


 
  • 赤峯豪
  • 2018年6月30日
  • 読了時間: 1分

あと2年の辛抱と

そうすればこの馬鹿げた戯れも終わる

待ち遠しさからつい漏れた

言葉がすぐ側で聞こえた

深い意味などないことはわかってるけど

驚きと悲しみが

何かを始めるのに遅すぎることなんてない

そんな歌に励まされるけれど

希望を捨てよと死んだ目で言う人もいる

生きてる意味なんて

元々ないんだから

命の値打ちなんてもちろん皆無で

目の前は大きな唯一の世界だけど

遠く宇宙から見たらただの塵一つ

「ここが君の居場所だ」と

自らもそう信じてしがみついた

そこで生きて行くことこそが

自分が自分であるための誇りだから

他の誰でもない自分の心に問いかける

何かを止めるのに遅すぎることはあるのだろうか

そんな歌を歌えばいいのか

自分の事よりも他の誰かの事を

まず先に考える

そんな人ばかりなら

命の値打ちも生まれてくるものかな

目の前の小さな唯一の世界から

優しい場所に変えて行くことができるかな


 
  • 赤峯豪
  • 2018年5月31日
  • 読了時間: 1分

ここにいる自分を認めてもらった気になって

そんな小さくて些細な喜びも真実

大好きなとんかつ屋さん

「毎度、どうも!」と言われると

急に気恥ずかしくなるのか

それ以降なんだか行きづらくなると

呟いてる人がいたけど

僕は嬉しくなる

大好きな鉄板焼きのお店

今日も気さくに話しかけてくれる

その他愛もないおしゃべりが

その時間をただ一つのものにしてくれる

いつも押してくれるスタンプ一杯溜めよう

ここにいる自分を認めてもらった気になって

そんな小さくて些細な喜びも真実

冷たく濁った無表情なこの世間で

微かでも心が繋がった感覚にあったまる

だから僕らまた会おう

どこにでもあるいわゆるチェーンのイタリアン

食べ終わってお店を出るときには必ず

「行ってらっしゃい」と言ってくれる

これで今日の午後も頑張れる

そんな日がたくさんあった

絶品のカレーうどんを出してくれる居酒屋

イケメンの店員さんに緊張しながらも

自分もイケメンになったようなつもりで

笑いながら調子に乗って一緒に話し込んでる

下らない承認欲求だと言われればその通りだろう

そんな小さくて瑣末な実現も光

暗く乾いた無感動なこの社会で

わずかでも心が触れ合った感覚に潤う

だから僕ら必ずここでさ

また会おう


 

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