あと2年の辛抱と
そうすればこの馬鹿げた戯れも終わる
待ち遠しさからつい漏れた
言葉がすぐ側で聞こえた
深い意味などないことはわかってるけど
驚きと悲しみが
何かを始めるのに遅すぎることなんてない
そんな歌に励まされるけれど
希望を捨てよと死んだ目で言う人もいる
生きてる意味なんて
元々ないんだから
命の値打ちなんてもちろん皆無で
目の前は大きな唯一の世界だけど
遠く宇宙から見たらただの塵一つ
「ここが君の居場所だ」と
自らもそう信じてしがみついた
そこで生きて行くことこそが
自分が自分であるための誇りだから
他の誰でもない自分の心に問いかける
何かを止めるのに遅すぎることはあるのだろうか
そんな歌を歌えばいいのか
自分の事よりも他の誰かの事を
まず先に考える
そんな人ばかりなら
命の値打ちも生まれてくるものかな
目の前の小さな唯一の世界から
優しい場所に変えて行くことができるかな