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stop stopping

  • 赤峯豪
  • 2018年6月30日
  • 読了時間: 1分

あと2年の辛抱と

そうすればこの馬鹿げた戯れも終わる

待ち遠しさからつい漏れた

言葉がすぐ側で聞こえた

深い意味などないことはわかってるけど

驚きと悲しみが

何かを始めるのに遅すぎることなんてない

そんな歌に励まされるけれど

希望を捨てよと死んだ目で言う人もいる

生きてる意味なんて

元々ないんだから

命の値打ちなんてもちろん皆無で

目の前は大きな唯一の世界だけど

遠く宇宙から見たらただの塵一つ

「ここが君の居場所だ」と

自らもそう信じてしがみついた

そこで生きて行くことこそが

自分が自分であるための誇りだから

他の誰でもない自分の心に問いかける

何かを止めるのに遅すぎることはあるのだろうか

そんな歌を歌えばいいのか

自分の事よりも他の誰かの事を

まず先に考える

そんな人ばかりなら

命の値打ちも生まれてくるものかな

目の前の小さな唯一の世界から

優しい場所に変えて行くことができるかな


 
 
 

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