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  • 赤峯豪
  • 2018年5月31日
  • 読了時間: 1分

翼を授かって

地面蹴り上げる

大空を駆け抜けていくようなイメージで

誰かがこっちを見て

笑って噂していたとしても

気にせず突っ走れば

そいつらはもう置き去り

さあ準備はできたか

その力を飲み干したら

あとは覚悟決めるだけ

君が今いるその場所には

無限の空があるか?

青く広がったその世界に

飛び込む勇気と蹴り上げる足で

野次はもう聞こえない

今は完全ドンキホーテで行こう

隣を出し抜こうと

機会を窺っている

表向きは良い顔して裏で嘲笑う小物

誰かがこっちを見て

指さして馬鹿にしていたとしても

手を振り笑い返してやれば

そいつらは後方

闘牛のように猛り

進みは牛歩みたいでもそれは確かな歩み

君が今いるその場所には

邪魔する壁はあるか?

それはただ越えていくための試練

ハムレット型も時にはいいけど

理想主義と言われても

ここに生きてるうちは夢を見ろ!

青と赤からもらう

エネルギーを漲らせて

君が今いるその場所には

無限の空があるか?

青く広がったその世界に

ココロ赤く燃やして飛び込んだら

野次はもう聞こえない

今は完全ドンキホーテで行こう


 
  • 赤峯豪
  • 2018年4月23日
  • 読了時間: 1分

世の中に渦巻いてる

沢山の悲しみ

捨てられる場所があったならば

これ以上泣かないで済むか

持ちきれないくらいに大きくなり

足取りも重い

潰されたくないからと必死に

逃れたいからと闇雲に

底が見えないほどの闇に

その穴に身勝手な欲望のまま投げる

悲しみの穴がある

悲しみの穴があく

どれくらいの深さがあれば足りるだろう

自分が楽になるには

底が知れない利己的な欲望

その穴に醜くどろどろと積もり溜まる

悲しみの穴がある

悲しみの穴があく

穴を覗き込んだら足を滑らせて落ちた


 
  • 赤峯豪
  • 2018年4月23日
  • 読了時間: 1分

僕は生きていない

微かな命をすり減らしているみたいな

死んでいくように

少しの時間この道を歩くだけ

助けたい人も救えていない

辛いときに支えることも

僕は生きていない

自分以外の全てに生かされている

そんな事にさえも

今さらになって気づくこの愚かさよ

恩返しできる命でありたい

大丈夫 ありがとう

その言葉を魔法のように唱えるけど

本当の意味でそれを君に届けられる日は来るのかな

信じられる人がいるだけで

同じ気持ちを一緒に持ってくれるだけで

僕は生きていない

自分ではない誰かに生かされている

その事に気づけてから

この呼吸一つとっても

無駄じゃないんだと

思うことができるのかな

必要とされる人間は素晴らしい

認めてもらえる事も誇らしいけど

与えられることを求めるばかりじゃなく

惜しみなく君に

僕は生きていない

君がいてくれる事で生かされている

それでもここに在る

その事に特別意味などはないけれど

君が笑えますように

たとえ一つでもたった一つだけでも

君のために生きて行ける僕は生きている


 

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