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  • 赤峯豪
  • 2016年11月19日
  • 読了時間: 1分

消えてしまいそうな希望と白い雲 どこまでも深い青 吸い込まれそうだ 僕らがいるここには道が一つじゃないから そのせいでいつも惑わされるけど どれを選んでもいいさ どこだって行ける 強く信じていれば コレだって決めたはずのものが不安を生んだりする 間違ってしまったのか? もうあの場所には戻れない? この上をおとなしく進むことはない ミチは未知で道じゃないんだ どこを歩いてもいい 結局自分が決めた方向へ進んでは来たものの イマイチ自信が持てなくて 恐る恐る振り返る 道を歩いて来たつもりはなかったのに そこには確かに道があった 僕らが生きた歴史みたいで 少し嬉しくて 少し勇気が湧く もう戻れないと決めつけてたなぁ 生きた証がそこにあって 辿って引き返したっていいさ それだって自分なんだろ ほら新しい道ができたよ 重なり絡まり合って僕らができてる この青い空に全て吸い込まれたように 僕らのこの世界は明るい光に満ち コレだって決めたはずのものが不安を生んでも 恐れることはないんだ それさえも僕らのミチ ミチは未知で道じゃないんだ そうだここは 僕らが作ったミチノセカイ どこを歩いてもいい


 
  • 赤峯豪
  • 2016年11月19日
  • 読了時間: 1分

「昨日のことはもう忘れた」 熱い目をして男は言った 「後ろを振り返る事なんてしない」 続けてまた男が言った いつも上ばかりで 足元が見えていない 自分を省みず大きな事ばかり言う そんな人間に僕はなりたい 「“明日”のことはもう忘れた」 冷めた目をして男は言った 「過度な期待はするもんじゃない」 続けてまた男が言った あの頃の自分は何でもできた 過去の栄光にすがりつく そんな人間に僕はなりたい どんな人間になろうと 僕は僕でいたい 何と言われようと 僕は僕だと言える そんな人間に僕はなりたい いつだってどっちつかずで 過去も見ないし 未来に大きな期待などしない 堅実を売りにして 確かな今を生きてる そんな人間に僕はなりたい どんな人間になろうと 僕は僕でいたい 何と言われようと 僕は僕だと言える そんな人間に僕はなりたい 僕は僕だと弱い自分も 正当化してみる やらなきゃいけない時はあるぞ 逃げてばかりいたら そのうちどれが本当の自分か わからなくなりそうだから どんな人間に僕はなりたい?


 
  • 赤峯豪
  • 2016年11月19日
  • 読了時間: 2分

時々ふと思うんだ 僕がいるこの世界は もしかしたら絶対的な存在がこの空のもっと上から見下ろして そいつの思い通りに動かされてるんじゃないかって 今までしてきたことも 失くしたものも 全部 始めから決まってたのかも それには一切抗えず あたかも自分の意思のように進むから 誰も気にもとめないけど 僕は気づいてしまった どうすることもできない見えない力が働いて 行きたくもない方向に行き 会いたい人には会えないみたいなんだ 「だったらもうそれなりでいい」 無気力に襲われ 僕はそれに身を任せる “なるようになる”か いや寧ろ“なされるようになる”だな あいつの仕業で君も去って行ってしまった 悪いのは僕じゃない 僕にはどうしようもなかった 僕だけはわかってるつもりだったのに この世界の仕組みが なのに何故か割り切れない気持ちが 僕は気づいてしまった 自分を守るためのこの妄想に 誰かのせいにしたらすごく楽で 弱さも見えないように隠してくれるんだ 無駄かもしれないけど 逆らってみてもいいかな 行きたい方向に行ってみる 君に会いに行くんだ どうすることもできない見えない力はなくなって 少し体が軽くなった 今ならためらわないで会いに行ける 僕は気づいてしまった この想いこそが見えない力になるんだ


 

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