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  • 執筆者の写真赤峯豪

最後に笑うのが誰かなんてさ

そんな事に興味がある奴が泣いてる

最初の一歩も踏み出してみたけど

何一つも変えられないまま

当たり前の強さも持ってないなら

特別な弱さを君だけの強みに変えられるかもしれない

どこまでも

その瞳サヨナラさよなら

もう一度最後まで走れるさきっと

あの光射しこむ場所まで

転んで挫けて打ちのめされても

叫び続けよう

頑張る人たちを嗤うような奴を

見ても笑えるくらいに強くなれたら

前向きが全て正しいと決めつける

そんな風潮も否定できるかな

当たり前の正義はどこにもないけど

善も悪もその場その場それぞれの正しさがあるからこそ

救われる


その痛みサヨナラさよなら

もう一度最初からやり直せるさきっと

あの怒り収める場所など

なくても胸に抱えたままでも

変わり続ける


その瞳サヨナラさよなら

もう一度最後まで走れるさきっと

下らないと諦め切り捨てた

それなら振り切ったその先までも

走り続けよう

  • 執筆者の写真赤峯豪

何の変哲もない小さな家に生まれた

誰でも普通に言われる その程度には可愛くて

聞こえてたのはいつも誰かを責めてるような声だった

どこでどう間違え道を進み逸れたの

無邪気とは程遠くて その割に弱虫で

探してたのはいつも自分を欺くほどの強さで

転ぶまでわからない痛みでも

何気ない空がそこに広がってた

その向こうにないものは全てで

諦める気すらもうとうに失せる

輝いてる事はないけど考えてる事

それは無限大

ここにいるよ

そこら中どこにでもあると言われる人生

その心の裏側で 雷が身を滅ぼす

見つけてたのはそして自分を騙すほどの弱さで

転んでも気づかないほど鈍く

何気ない雲がそこに浮かんでいた

命まで取られはしないその甘さ

諦めより余程たちの悪い

共感される事はないけど共存は求め

それは無防備

ここにいたい

何度も立ち止まり迷って探すけど

在りもしない自分

転ぶまでわからない痛みでも

何気ない空がそこに広がってた

倒れたから見えたその角度が

創造の想像力を創造する

輝いてる事はないけど考えてる事

それは無限大

ここにいるよ

  • 執筆者の写真赤峯豪

毎日毎日でもいくらでも鳴いた

この喉が枯れても血が滲んでも


嗚呼この世界 壊れてゆくから

抗わぬように殲滅しようと

消えない種


儚いあなたの隣に咲いてる

花のように強くなりたくて

傷つかないでと苦しまないでと

だけどどうか気づいて欲しくて


空と海が崩れて地が絶望に覆われる刻


来る日も来る日もまだ余裕はなく急かす

偽善と言い訳ばかり上手に演じ


嗚呼この世に 果てなどなくても

終わらせること 消さない赦しも

この手の中


か細い貴女の声が聞こえるように

うるさいこの鼓動は止めるべきか

未来の有無など期待するよりも

今を見つめるしかないだろう


肉も骨も断たれて共に生きてく術を探す


新しい形で生まれた

どこまでも排除された異端

警め告げる


鳴いてる私も泣いてるあなたも

いつかまた一つになれるかしら

傷つかないでと苦しまないでと

だけどどうか気づいて欲しくて


やがて見るこの場所はもう一度豊かに回り出す

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