焼ける陽射しの向こう砂埃が舞う砂漠に 息づく獣の爪 退屈で欠伸をした この世界だけの強さ どんなに力奮っても たとえここが他の誰かに支配されたっていい 違う世界で俺はまた別の力を手にするから 凍える氷の上 爪も牙も歯が立たない この世界ではこの強さ 無いに等しいなんて この爪もやがて強さを失ってくことを知る 新たに芽生えた弱さが生き抜く力を与えて行く 強さが弱さへと 弱さが力になる この世界だけの強さ 無いに等しいなんて たとえここが他の誰かに支配されたっていい 違う世界で俺はまた別の力を手にする この爪もやがて強さを失ってくことを知る 新たに芽生えた弱さが生き抜く力を与えて行く
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赤峯豪
赤峯豪
2016年11月19日読了時間: 1分
夜明け前目覚めた ふとどこかへ向かった 見知らぬ列車に乗り そうボクノチを探しに 長い闇を新しい光が消した 穏やかな空の香り 君が見つけた君の地はどこなの? 僕はそこには行けないけど たとえ他に何もなくてもいいさ ボクノチにたどりつけるなら どこまで行こうと 道は見えず立ち止まり 戻ろうとするけど もうそこには道はない あたたかい時間をくれたけど そこはまだボクノチじゃなかったみたい 君の中にある君の血はどこなの? 僕はそれを感じられないけど たとえ他に何もなくてもいいさ 僕の中にそれがあるなら たくさんの人にふれたけど そこはまだボクノチじゃなかったみたい 君が見つけた君の地はどこなの? 僕はそこには行けないけど たとえ他に何もなくてもいいさ ボクノチにたどりつけるなら
赤峯豪
2016年11月19日読了時間: 1分
今日はどこに引こうか 俺の仕事はこの愛用のラインカーで線を引くこと 必要とされていようがいまいが構わない 線を引く それが俺の仕事 その線からはみ出したらアウトってルールの為 お前はこっち君はこっち 俺の独断で境界を作り区別してやる 意味とかは考えてない 自分が楽しんでる 結果的に誰かの為になってればいいな そんなもんだろう まずは自分のため 俺の仕事はこの愛用のラインカーで線を引くこと 邪魔に思われたって構わない どこにだって引くよ それが俺の仕事 自分のルートを走りやすいようにもしてあげよう ここから走り出せばいいんだよ このスタートラインも 君はここまで走ったからもういいよ このゴールラインも 迷いなどはない というか迷ってなどいられない 俺の引く線が歪んだら困る 少なくとも自分だけは誇れる仕事を ケンカした二人の間にもどうぞ一本 頭が冷えたら足でこすればすぐに消えるから大丈夫 俺の仕事はこの愛用のラインカーで線を引くこと 必要とされていようがいまいが構わない 線を引く それが俺の仕事 明日はどこに引こう
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