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  • 執筆者の写真: 赤峯豪
    赤峯豪
  • 2020年5月20日
  • 読了時間: 1分

何の変哲もない小さな家に生まれた

誰でも普通に言われる その程度には可愛くて

聞こえてたのはいつも誰かを責めてるような声だった

どこでどう間違え道を進み逸れたの

無邪気とは程遠くて その割に弱虫で

探してたのはいつも自分を欺くほどの強さで

転ぶまでわからない痛みでも

何気ない空がそこに広がってた

その向こうにないものは全てで

諦める気すらもうとうに失せる

輝いてる事はないけど考えてる事

それは無限大

ここにいるよ

そこら中どこにでもあると言われる人生

その心の裏側で 雷が身を滅ぼす

見つけてたのはそして自分を騙すほどの弱さで

転んでも気づかないほど鈍く

何気ない雲がそこに浮かんでいた

命まで取られはしないその甘さ

諦めより余程たちの悪い

共感される事はないけど共存は求め

それは無防備

ここにいたい

何度も立ち止まり迷って探すけど

在りもしない自分

転ぶまでわからない痛みでも

何気ない空がそこに広がってた

倒れたから見えたその角度が

創造の想像力を創造する

輝いてる事はないけど考えてる事

それは無限大

ここにいるよ

 
  • 執筆者の写真: 赤峯豪
    赤峯豪
  • 2020年5月14日
  • 読了時間: 1分

毎日毎日でもいくらでも鳴いた

この喉が枯れても血が滲んでも


嗚呼この世界 壊れてゆくから

抗わぬように殲滅しようと

消えない種


儚いあなたの隣に咲いてる

花のように強くなりたくて

傷つかないでと苦しまないでと

だけどどうか気づいて欲しくて


空と海が崩れて地が絶望に覆われる刻


来る日も来る日もまだ余裕はなく急かす

偽善と言い訳ばかり上手に演じ


嗚呼この世に 果てなどなくても

終わらせること 消さない赦しも

この手の中


か細い貴女の声が聞こえるように

うるさいこの鼓動は止めるべきか

未来の有無など期待するよりも

今を見つめるしかないだろう


肉も骨も断たれて共に生きてく術を探す


新しい形で生まれた

どこまでも排除された異端

警め告げる


鳴いてる私も泣いてるあなたも

いつかまた一つになれるかしら

傷つかないでと苦しまないでと

だけどどうか気づいて欲しくて


やがて見るこの場所はもう一度豊かに回り出す

 
  • 執筆者の写真: 赤峯豪
    赤峯豪
  • 2020年3月1日
  • 読了時間: 1分

「人という字は互いを支え合っている」と聞いた

「下の人が支えて上の人は楽をしている」とも

どこかで自分さえ良ければいいと思う人間がいるという教訓か


傷つく人が傷つける人を生み出すのか

その反対か

傷ついた君は膝を抱えても

きっと誰のことも傷つけない優しさをもって

そこに座っているんだろう


君に寄り添うキミがいつか必ず現れて

支えて一緒に歩いてくれる日がくるから

例え話みたいだけど本当の事なんだ

その存在を側に内に感じられる

嘘だと思っても信じてみてよ


指さす人が指さされる人を生み出すのか

その反対か

さされた君は全てを抱え込んでも

きっと人のせいにはしない真面目さをもって

そこに座っているんだろう


夜中のバイクの音も

時には誰かの笑い声も

差し込む日の光さえも鬱陶しいよね


歩き始めようなんて言わないよ

今は止まって休んでいよう

でも、ただ、終わりにはしないで


君に寄り添うキミがいつか必ず現れて

支えて一緒に歩いてくれるから

君の真ん中のキミを信じてみてよ

 

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