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  • 執筆者の写真赤峯豪

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毎日毎日でもいくらでも鳴いた

この喉が枯れても血が滲んでも


嗚呼この世界 壊れてゆくから

抗わぬように殲滅しようと

消えない種


儚いあなたの隣に咲いてる

花のように強くなりたくて

傷つかないでと苦しまないでと

だけどどうか気づいて欲しくて


空と海が崩れて地が絶望に覆われる刻


来る日も来る日もまだ余裕はなく急かす

偽善と言い訳ばかり上手に演じ


嗚呼この世に 果てなどなくても

終わらせること 消さない赦しも

この手の中


か細い貴女の声が聞こえるように

うるさいこの鼓動は止めるべきか

未来の有無など期待するよりも

今を見つめるしかないだろう


肉も骨も断たれて共に生きてく術を探す


新しい形で生まれた

どこまでも排除された異端

警め告げる


鳴いてる私も泣いてるあなたも

いつかまた一つになれるかしら

傷つかないでと苦しまないでと

だけどどうか気づいて欲しくて


やがて見るこの場所はもう一度豊かに回り出す

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