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  • 赤峯豪

更新日:2020年5月24日

目の前の君に今 伝えたいことがあるんだ

ずっと二度と離れない

そう思っていたけれど 例えば

誰かを見て羨んで 何もない自分を恨んで

それだけでも きっともう愚かな思考

それでもここに

君がいてくれたから 僕がいられるのは事実で

だけど今 告げるから

さようならを

でも呼吸は続いてる 心臓もうるさいくらい鳴ってる

いくつも卑屈を抱え

曖昧なままの言葉で隠した

死にたいくらい嫌って 消せない汚れや狡さを

捨て去るため ぎゅっと強く握りしめた

この手で誰も

救えない優しさを 見せかけですらない虚栄を

だから今 その手を離すから

鏡の中にいる

要らない自分と決別を誓う

いつかまた明日が聞こえるまで

その日が来るまで

醜い猜疑心を 見せかけもない

何者でもない僕を恨む僕に

さようならを




  • 赤峯豪

更新日:2020年5月24日

青い空に放たれた僕らの運命

白い太陽と重なり消えた

知らない間にどこに行ったか見失って

気がついた時にはもう遅くて

足元に落とした転がる夢

一つの失敗で全て失くしてしまった

Ah 何度も負けてきた僕らにだけ

見せられる景色がここにはある

Ah 下向いて思い出集めるより

前に行こうぜ また負けに

迷いのせいでスタートが遅れたのか

空より大地より心の広い

仲間たちの視線が突き刺さって

僕の居場所はもうどこにもない

足跡を残した辿れないほど

汗をかいただけじゃ届かないと知った

Ah 勝ち続けるのは一握りで

それでもこの次には負けるかも

Ah そんな僕らに出来る事は一つ

弱い自分には負けないと

何度も何度も誓い続ける

もし全てに嫌気がさして負けてしまっても

もう一度また誓えばいい

さあ僕ら不完全なまま続けよう

Ah 何度も負けてきた僕らにだけ

見せられる景色がここにはある

Ah 下向いて思い出集めるより

前に行こうぜ また負けに




  • 赤峯豪

更新日:2020年5月24日

この社会のそこら中に溢れる

侮蔑、愚弄、嘲り、陰口

見えない毒針となり

誰かれ構わず狙い定め刺しに来る

相手を見下して何様だ

自分勝手に序列をつけては

胸をなでおろしてるんだろう

己のそれに気づき戦慄

そんな自分に初めて会ったように

驚いたフリで今日も誤魔化す

誰かが見てる誰かが聞いてると

誰もが自ら作り出した恐怖に怯え

その心を守るためだけにきっと傷つけるのだろう

自分の中の怪物が何食わぬ顔して

下には下を見つけて

慰めるためだけに相対的優位を示してるんだ

醜く汚い邪悪が潜む

この心を最初から知ってたろう

誰かと比べられるのが怖いからと目をそらした

ダサい服着て笑顔の強要と

全開ポジティブ押し付けが痛い

正しいことを清く高らかに

叫んでる声がうるさくて耳を塞いだんだ

倒れても何度でも立ち上がれ

響く真っ直ぐな歌が嘘臭ぇ

口で言うほど簡単に変われやしない

真っ黒な自分に飼われながら今日も生く

誰かが見てる誰かが聞いてると

誰もが自ら作り出した幻想を消して

そんな単純な話じゃないのは知ってるけど

自分を超えて行け




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