小さくて大きな歩み
- 赤峯豪
- 2019年12月27日
- 読了時間: 1分
あの頃を過去と呼べないほど今も鮮明に残ってる
失くせない風景
端から見れば何でもないような些細な事柄
その一つの歩みが今も重いから
踏み出せなくて
また立ち止まる
全てで笑い合った
季節はもう過ぎ去ったけど
忘れてない
何度も話してた未来はまだ
その姿も見えてないんだろう
もういい加減やめちまえと
誰かの助言に耳を貸さないでいたな
良くない事ばかりを繰り返してまた間違える
痛みは感じてないけれど
もう二度と笑えないと
独り静かに泣く
全ての悪い事が
僕が犯した罪の大きさを物語ってる
何度も話してた未来はもう
その影さえ見えてないんだろう
どんなに遠ざけても消えることはない
また蘇る
“全てで笑い合った”幻想から
解き放たれた君は笑ってる
全てを受け入れた
季節はもう取り返せない
戻るはずない
何度も話してた未来がまた
ここにあるようにそっと目を閉じたい
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