Tree赤峯豪2016年11月1日読了時間: 1分高くそびえる木は全てを知っているようで何も知らないんだね周りに気をとられて本当の芯が見えない根を張って立っているの? カギをあけて中に入ることさえも許されないからきっと 何度も与えたチャンスをことごとく奪っていったね あなたは 遠くへ行ってしまったのか離れていったのかあなたにはわからないだろう 僕にはとかせなかったあなたの閉ざした自分だけの世界を 両手をあげるしかなくて他の道はとれなかったよ
ここに続く後先気まぐれにはしゃいでたあの頃の僕ら 夢見たくて夢を語ってた 可能性は無限と信じ込んでた “期限つき”の若さの中 繋いでみたら掌だけじゃなかった 胸の奥の奥があたたかくて でもなぜか怖くて 期待してまた裏切ってる どれだけ強く願ってみても消えてく 涙がかわいたあとの虚しさ...
重なり僕らが生きなきゃいけない世界では 誰かがまた誰かを傷つけてる 幼稚園で習った“やっちゃダメ”なこと いつまでも何故かやめられないその人たち 考え抜いた答えは一言で否定され続け 自分などここにはないと思わせる手口 お互いのそれぞれが その違いが重なった...
カラフルナセカイ気づいていてもここには居ないから 普通の笑顔で言葉を交わす 静かに生きる 思いついたポーズ 虚栄と逃避を孕むくせに その綻びに雫が落ちて 波を打ち心を伝う 鈍色の嘘と真実 自分さえ欺く 頼りない関わりでも果実が実ると 七色の幻想からモノクロの現実...
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