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Red&Black

  • 赤峯豪
  • 2016年11月19日
  • 読了時間: 1分

昨日ついた嘘が頭をつかんで 恥ずかしさと後悔が胸を刺す 歪んだ口元に自嘲の苦笑を浮かべた 誰かの声に酷く怯えたり 下を向いて歩く癖もついてる 心のどこかでは救いを求めた -「大丈夫だよ 君が 歩いてる道も向きも間違いじゃないから」 眠れず夜を明かした朝には コーヒーと一緒に痛みも流し込む 無理やりこじ開けた隙間からまた出掛ける 笑ってくれるだろうか今日は 上手く笑えるだろうか今日も 気を抜くと隠した自分が出ようとするから -「心配いらないんだよ 君を見ている人はいるから」 あの日描いた未来はここにはないから また描くんだ -「大丈夫 君が歩いてる道は 君が決めたんだ 顔を上げて 胸を張って歩こう 描き直した未来が待ってる」


 
 
 

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ここに続く後先

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重なり

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カラフルナセカイ

気づいていてもここには居ないから 普通の笑顔で言葉を交わす 静かに生きる 思いついたポーズ 虚栄と逃避を孕むくせに その綻びに雫が落ちて 波を打ち心を伝う 鈍色の嘘と真実 自分さえ欺く 頼りない関わりでも果実が実ると 七色の幻想からモノクロの現実...

 
 
 

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