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離宮の夜

  • 赤峯豪
  • 2016年11月19日
  • 読了時間: 1分

離宮の夜に僕らが繋いだ 絆はずっと離れないよ 地球の上に僕らだけみたい 寂しささえも静かに響く 浴びるほどの酒と嘘を飲み干したなら 難しいことはもう何も考えずに今は笑おう 手を広げてこの世界を飛び回れるような そんな強さをきっと僕ら手にした 見えなくても突き進める その声を頼りに そんな脆さも受け入れ明日を待てた あの夜 時空を超えて旅してるみたい 刹那が不意に永遠になる 夢中のままに話し続けてた 悲しい過去 楽しい未来 抱えきれない痛みに潰されそうな時も 手を貸してくれるから驚くほど軽くなるんだ 人は皆孤独だから誰といても一人 そんな不安を積み重ねてきた日々 それを全て壊したのはあの日の出会い 言葉だけじゃない通い合う心と出会えた 全て語らずも伝わる届く 忘れかけてた温もりに涙する 手を広げてこの世界を飛び回れるような そんな強さをきっと僕ら手にした 見えなくても突き進める その声を頼りに そんな脆さも受け入れ明日を待てた あの夜 離宮の夜に僕らが繋いだ 絆はずっと離れないよ


 
 
 

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