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迷子の仮面

  • 執筆者の写真: 赤峯豪
    赤峯豪
  • 2020年8月19日
  • 読了時間: 1分

本当の自分なんてものを探して歩いてきたけど

誰もそいつを見つけたためしはない

相手に見せてる顔などいつも仮面のままだろう

その仮の姿が真実だと気づく

何が出来るのか何が出来ないのか

忘れ去られた生命などない 幻想


いつだって苦しいのは自分だけ 被害妄想 罠に嵌る

ねだった無い物はどこにあるのか わかる訳ない

負けず嫌いの遠吠えも 傍から見たら負け犬と同じ

欲しがる前に与えられたら 待っても助けは来ないさ

嘘偽りで塗り固めた日常に“彩ら”れ

その中で生きる不感な毎日

終わらない旅路に喩えた探し物は存在してる?

それぞれが心に見つけた着地点

何を求めるのか何が要らないのか

深く考えるほど迷い込み 迷走


そして理解してるのは自分だけ 誰も信じられない臆病

犯した過ちは消えないけど 笑っていると

聞こえるのは風の便り それだけでも安らぐ香り

歌う言葉が狡さを見せても この想いは消えない


何度も傷つけ傷つきながら

騙し騙しの縺れ


いつだって苦しいのは自分だけ 被害妄想 罠に嵌る

ねだった無い物はどこにあるのか わかる訳ない

負けず嫌いの遠吠えも 傍から見たら負け犬と同じ

欲しがる前に与えたいんだ 待っても助けは来ないさ

 
 
 

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